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ブログ 2016年9月アーカイブ
団塊世代の豊かな生活をつくるキッチンの間取り
家作りにおいて特に大事だとされているのが水回りですが、その中でも最も注目度が高いのはキッチンです。
我々の日常生活の礎を支える存在だといっても過言ではありませんし、ここで料理などの家事を行う主婦にとっては城のような存在です。
普段キッチンを使用する人に合わせた設計が望ましいですし、間取り構成もそれをもとに考えるべきでしょう。
キッチンの間取りにおいて大切な要素は、導線です。
調理をする際にはキッチン内を行き来することになりますから、できるだけ導線が短いような間取り設計をすることが望ましいのです。
キッチンとダイニングやリビングが近いに越したことはありませんし、できればキッチンが隔離されていなくて、キッチン内部から様々なところを見渡せるようにすると良いでしょう。
団塊世代はすでに60歳を超えていますので、身体的な変調をきたしているケースも少なくないでしょう。
収納スペースやシステムキッチンの高さなど、あらゆる面において調整が必要かもしれません。
団塊世代の特徴には、若い世代以上に時間に余裕があることも挙げられるでしょう。
ですから家庭菜園をして、そこで採れた野菜や果物を食べることもあります。
キッチンと家庭菜園までの導線も気にすることによって面倒な思いをすることなく家事に励むことが可能でしょう。
団塊世代の豊かな生活を叶えるためには、まずライフスタイルについて考慮しましょう。
また家族構成にも注意することによって、自分たちにとって理想的なキッチンの間取りが分かるはずです。
若い世代ですとシステムキッチンのデザイン性を最優先してキッチンを作るケースも目立ちますが、団塊世代の場合はそれ以上に利便性を重視するケースが見られます。
見た目ばかりにこだわるのではなくて、使いやすいものを選ぶことによって、豊かな生活に結びつきます。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年9月29日 16:30
団塊世代の人がエネルギーを生みだす創エネの住まいとは
我々が生活していくうえで大切なエネルギーですが、エネルギー自体が有限ということや環境悪化を阻止するために、省エネという言葉が流行りました。
省エネとはエネルギーを節約するということですが、最近は創エネという言葉も聞かれるようになりました。
これはエネルギーを創るということですから、創エネの住まいというのは自宅でエネルギーを創るというものです。
スマートハウスの存在感が増していますが、これは創エネや省エネ、畜エネなどを組み合わせることによって叶います。
エネルギーの代表格ともいえる「電気」は様々な方法で発電されていますが、太陽光発電であれば自宅に専用パネルなどを設置すると創エネできるようになるでしょう。
以前はユニークな存在でしたが今では新築時に設置するケースが大幅に増えていることもあって、珍しいものではなくなっています。
団塊世代が定年を迎えたのを機に家を新築する際にも、創エネが可能な住宅を想定しているケースは枚挙にいとまがありません。
若い世代だけではなくて団塊世代が創エネにこだわる理由は様々ありますが、方法によっては賢く電気代などを節約できる点にあります。
パネルの設置なども必要ですが新築時に行うと手間も省けますし、助成金を受けられればお得に創エネ住宅が完成します。
またいずれは自分の子どもや孫に家を譲り渡すことも考えている団塊世代の人も多いようで、「できれば創エネ住宅を残したい」と考えているようです。
電気は貯めておくことができないともいわれていましたが、蓄電機能を住宅に組み込むことによって、多少はその恩恵にあずかれるようになりました。
今スマートハウスが話題になっていますし最先端でもありますから、団塊世代も含め様々な人たちが創エネに興味を持っています。
創エネによって電気代が抑えられるでしょうし、売電、蓄電などによるメリットも享受できます。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年9月29日 16:28
団塊世代になっても快適に過ごせるやさしい家の特徴
少子高齢化が叫ばれていて多くのメディアで語られている時代です。
団塊世代はその名の通り人口がほかの世代に比べて多いですから、この世代の人たちの意向を無視することはできません。
それは家作りに関しても同様です。
年代によって心地よいと感じる住宅は異なりますし、生活パターンによっても変わってくるでしょう。
団塊世代にとってやさしい家を作る際にまず意識すべきことは、地震に対して強みを持っているかどうかでしょう。
日本は地震大国ですのでリスクが高いわけですから、耐震性などに優れているという特徴を有していないとやさしい家とはいえません。
また年齢を重ねていくにしたがって生活しづらくなるといった声も耳にしますが、まずは浴室に注目してください。
手すりの有無は大事ですし、滑りにくくてフラットな床に気を使うべきですし、浴槽に入る際に大きな段差があると困ってしまいます。
団塊世代の人たちは高齢者になりつつありますが、安心して暮らせるようにやさしい家を作らなくてはいけません。
団塊世代の人たちが住みやすさを感じる家の特徴といえば、ユニバーサルデザインされた住宅を指すでしょう。
高齢者だけではなくて様々な世代の人たちが安心して暮らせることが重要で、住宅内で行うすべての動作が楽に行えるような工夫が為されているべきです。
まずは危険な部分を作らないことがポイントになり、高齢者目線で設計などをすることが求められます。
そしてコンセントの高さや位置にも気配りが必要ですし、安全性を意識してガスコンロではなくてIHのものを導入するのもおすすめです。
またドアは開けやすいものを選ぶことも大切で、デザインばかりに気を取られずに軽さを重視したいです。
団塊世代にとってやさしい家というのは、「すべての世代の人たちが生活しやすい特徴を備えた家」です。
望む特徴は各々変わるかもしれませんが、ユニバーサルデザインを意識することは大切です。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年9月29日 16:26
団塊世代向け住宅の間取り・特徴
住宅を建てる際には、自分たちが住みやすい家作りについてしっかりと考えておかないといけません。
20代や30代の人にとって理想的な家と団塊世代にピッタリなシニア向け住宅では、求められる要素も違ってくるでしょう。
団塊世代ということは多くの場合は子どもは独立していることでしょうし、もしかすると夫婦2人で住むケースもあるかもしれません。
シェアハウスブームの今、団塊世代の夫婦がこういったところに入居しているという話も耳にします。
これらの世代の人たちが理想とする間取りの特徴には、まず和室があることが挙げられます。
慣れ親しんだ日本的な雰囲気の中でゆっくりできる環境というのが求められており、そういった間取りを求める人たちが多いです。
またバリアフリーも意識された間取りが重要視されていて、一戸建ての建築の際やシェアハウスに移り住む際にも大事なポイントとして考えられています。
団塊世代というとすでに定年を迎えているケースも多いので、男性にとっても居心地が良い住宅を目指さなくてはいけません。
夫婦仲良く共存できるように例えば趣味に興じられるようなスペースを設けるのもポイントです。
団塊世代は今は60代という年齢ですが、70代や80代になるにしたがって、体の変調に気づくようになるかもしれません。
それを見越したうえで間取りを考えておいたり、介護がしやすい工夫を凝らすことも必要です。
在宅介護を受ける高齢者が増えていることを考えると、バリアフリーについてもしっかりと考えておくべきです。
結局のところ家族構成などによっても求められる間取りや特徴は異なります。
夫婦2人だけではなくて子供世代と同居しているのであれば広めの住宅が必要ですし、孫世代が望む間取りも意識すべきでしょう。
シェアハウス人気が叫ばれている時代ですが、自らの思いを反映した住宅作りを行うのがベストでしょう。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年9月29日 16:19
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