HOME > ブログ > アーカイブ > コラムの最近のブログ記事

ブログ コラムの最近のブログ記事

膠(にかわ)を使った接着剤のメリット・デメリット

≪膠(にかわ)とその種類≫
膠(にかわ)とは、牛や豚など動物の皮や骨などの結合組織を加熱して抽出した液状の物質で、
主成分は蛋白質の一種である膠原(こうげん)繊維のコラーゲンです。
日本で生産され流通している膠には、和膠と洋膠があります。
和膠は手工業的な製法で製造されるので、精製度は低く、
洋膠は機械を使っており精製度が高いのが特徴です。
但し、精製度が低いから品質が悪いということではなく、それぞれに合った用途があります。
和膠は洋膠よりも不純物が多いため臭いも強いのですが、接着力が強いのが特徴です。
一方、洋膠の一種であるゼラチンは、純度が高いため無味無臭です。
ゼラチンはゼリーなどの食品原料でも非常に有名ですが、医薬品や工業製品などに幅広く利用されています。

≪古くから接着剤として使われている膠≫
膠の歴史は古く、紀元前5000年頃から接着剤などに使われていました。
膠は加熱すると柔らかくなり、常温になると固まりやすいという性質があり、
さらに湿度や温度が変化しても伸縮やひずみが出にくいため、建築用の接着剤としてよく使われています。
和膠は吸湿性や保水性に富んでいることから、高級家具や楽器、美術品や工芸品などの製造にも使用されています。

≪膠(にかわ)を使った接着剤のメリット・デメリット≫
上記のように、膠は現在でも建築用の接着剤として使用されていますが、
なかでも有害な化学物質を含んでいないという大きなメリットがあります。
建築用接着剤として普及している木工用ボンドには、人体に有害な化学物質ホルムアルデヒドが含まれており、
シックハウス症候群を引き起こす可能性があります。
一方、100%自然素材の膠を接着剤にして建てられた住まいは、安全で空気も清浄です。
このように身体にやさしい接着剤は膠を置いて他にないと言っても良いのです。
唯一のデメリットがあるとすれば、膠独特の臭いですが、
自然素材なので頭が痛くなるような性質のものではありません。

柿渋を使った自然塗料について

≪塗装仕上げで健康的な住まいを実現≫
住まいの内装には、ビニールクロスなどの壁紙を貼るのが一般的です。
しかし、壁紙を貼る時に使用する接着剤には、
シックハウス症候群を発症する可能性のあるホルムアルデヒドが含有されています。
ちなみにシックハウス症候群とは、
建材や家具に使用される接着剤や塗料に含有される化学物質が、ガスを放散することが原因です。
化学物質はホルムアルデヒド以外にもアセトアルデヒド、トルエン、キシレンなどがあり、
頭痛や皮膚炎、吐き気をはじめ不整脈、関節痛、目の痛みなど、症状は人によって異なります。

≪身体にやさしい塗装仕上げ≫
このように内装を壁紙にするのは、健康への被害がないとも言えないため、
最近では壁紙を貼らず、塗装仕上げにする住宅も増加しています。
塗装仕上げは湿度を調整し結露を防止し、防カビや抗菌効果があるなど、
さまざまな機能を持った塗料が登場しています。
このような塗料を使用することで、より健康的で快適な住まいとなります。
また、結露しにくい、カビが生えにくいなどの機能は人間だけでなく建物の環境にも良いため、
住まいの寿命を延ばす効果もあります。

≪注目されている柿渋の効果≫
柿渋は、自然素材志向の高まりから、最近では内装塗料として注目されています。
柿渋はまだ熟していない柿を擦り潰して汁を取り発酵させ、濾過して作られます。
この柿渋の液には「柿タンニン」という成分が含まれており、
日本では平安の昔から防水、防腐、防虫や紙・布の補強、染料などに活用されてきました。
また、柿渋にはシックハウスの原因の一つであるホルムアルデヒドの吸着効果も確認されており、
健康効果への期待も高まっています。
人体への安全性から内装塗料として人気の高まっている柿渋ですが、その色や風合いも魅力の一つです。
柿渋は塗装して2~3カ月経つ頃から、少しずつ色合いが変化しはじめ、
木の経年変化とあいまってさらに独特の趣を増していきます。
時間と共に渋みを増していく柿渋の自然塗料は、今後ますます人気となるでしょう。

漆喰の壁の手入れについて

≪見直されている漆喰の壁≫
近年、日本の建築業界で見直されている漆喰壁。
漆喰は石灰に麻の繊維を加え、海草などで作った接着剤や水を加えて作られます。
強い殺菌作用があり、気硬性といって二酸化炭素と反応すると硬くなる性質もあるため、時間が経てば経つほど堅牢になり、100年以上もつといわれています。

≪漆喰の効果≫
漆喰にはさまざまな効果がありますが、特筆すべきは優れた吸湿・放湿効果です。
湿度の高い夏場は湿気を吸い込んで溜めておき、冬場乾燥してくると溜めていた湿気を放出します。
調湿効果があってカビがつきにくいことから、漆喰は押入れの壁などによく使われてきました。
また、漆喰の成分は静電気を帯びないので、ほこりがつきにくく壁が汚れにくくなります。
さらに、強いアルカリ性のため細菌の生育・増殖を抑え、カビやダニの発生を防止します。
このように漆喰はさまざまな効果があるのですが、
日本では昔から住宅の壁に使用されてきたため、特に目新しい物ではありません。
しかし、化学的な建築素材で引き起こされるシックハウスが問題となっていることもあり、
近年では人体にやさしい漆喰が見直されています。

≪漆喰の壁の手入れについて≫
漆喰の壁が汚れた場合はお手入れが必要ですが、まずは自分でできる方法を試してみましょう。
硬い漆喰壁の場合、汚れた部分は消しゴムで消したり、カッターナイフやサンドペーパーで削ることがおすすめです。
ただし、削り落とすと周囲と色やテクスチャーが変わってしまうことが多いので、
様子を見ながら注意して少しずつお手入れしていきましょう。
また、大きなキズや汚れが付いた場合は、塗り直すしか方法はありません。
この場合も、塗り直した箇所は目立ちやすくなるため、周囲とのバランスを見ながら補修しましょう。
また、経年変化で壁が全体的にくすんでいる場合は、
ローラーを使って薄めた漆喰を塗るというメンテナンス方法もあります。
キズや汚れ箇所が大きく本格的に補修したい場合は、思い切って壁一面を塗り替えることがおすすめです。

地熱住宅のメリット・デメリット

≪地熱住宅のメリット・デメリットとは?≫
地熱とは、夏は冷たく冬は温かく感じ、一年中大体同じ温度を保っている井戸の水にヒントを得ています。
地下10メートルほどの地中は外気に影響されないため、年間通じて約16~18℃と一定の温度を保っています。
この地熱を建物に有効利用しているのが地熱住宅で、様々なメリットがあります。
地熱住宅のメリットは、自然エネルギーの利用によって24時間適切な室温維持と換気ができ、
省エネを実現して冷暖房費を大幅にカットできるだけでなく、
CO2の排出を削減するので、地球にやさしいエコな住まいとなるのです。
そして地熱によって、壁体内が外との温度差が少なくなることで結露が発生しにくくなり、
カビやダニの心配も少なくなり、建物の耐久性が高まります。
一方、地熱住宅のデメリットについては、コストがかかる、定期的な点検やメンテナンスが必要、
石油ストーブやガスファンヒーターといった燃焼性の暖房器具は使用できない等が挙げられます。

≪地熱住宅と自然素材の相乗効果≫
地熱住宅には、いくつかの種類があります。
建物を外張り断熱で覆い、二重構造の壁の間に年中温度が一定の地熱を自然に対流させる、
「二重通気層工法」や、
床下に蓄熱をする「床下システム」などがあります。
こういった地熱住宅に自然素材を使用することで、より地熱住宅のメリットを引き出せるでしょう。
特に無垢の木やパインの床材、自然塗料などは、化学物質を使用していないため健康に良く、
漆喰、珪藻土、火山灰からできているセラミック素材などを使った壁は、
「呼吸する素材」と言われるように通気性が良いため、結露の発生をより抑えてくれます。
自然素材を使った家は見た目はもちろん、安心感やエコで快適な暮らしが実現するだけでなく、
カビや白アリなどからも住まいを守ってくれるため、地熱という自然エネルギーと合わせれば、
その相乗効果で住宅の寿命をより長くしてくれるでしょう。

結露をなくして家の寿命を伸ばす自然素材とは?

≪結露が原因で健康に影響する問題とは?≫
一戸建てでもマンションでも、冬に暖房をかけておくと、窓ガラスに水滴が付き、
ひどい時には下のサッシの部分に水がたまっているといったことはありませんか?
この“結露”という現象は、ほとんどの人が経験したことがあるでしょう。
結露は、冷たいものに触れた空気の温度が急激に下がり、空気中の水蒸気が水になったものです。
外の気温と暖房している部屋の温度差によって起こる結露ですが、
寒いからと換気をまめに行わなかったり、乾燥が気になるなどの理由で、
加湿器で室内の湿度を上げたりすることで、
窓や窓枠下までびしょびしょになっているケースは少なくありません。
こうした結露を放置しておくと、窓枠にカビが生えることもあります。
しかも、こういったカビはダニのえさとなるため、個体数だけでなくフンや死骸も増加することになり、
それを人間が吸い込んだ場合、アレルギーやアトピー、ぜんそくなどの病気を引き起こしてしまうのです。
最近では、粉にダニが紛れ込んでいることに気づかずに食べてしまうことで起こる、
「パンケーキ症候群」なども増えてきています。
ただの結露だからと安心せず、特に小さな子どもやお年寄りなどがいる家庭では注意が必要です。

≪家屋の寿命を縮める“結露”≫
“結露”は健康に良くないだけではありません。
結露を放置しておくと、家屋の寿命も短くなってしまうのです。
目に見えているところで結露が起こっている場合は、壁の中でも結露が発生している可能性があります。
窓の換気同様、通気が悪いと湿気を逃がすことができず、壁体内結露が起こるのです。
壁にはビニールクロスなどの壁紙ではなく、通気性のある自然素材を使うことで、
湿気を逃がして結露を減らし、家屋の寿命を伸ばすことができます。
結露をなくすには、具体的には無垢材に漆喰の壁などの自然素材のほかに、
壁体内結露を防ぐための断熱材としてセルロースファイバーを使用したりします。
人だけでなく住まいの健康をも大きく左右する結露対策には、自然素材がおススメです。

ペットと安心して暮らせる自然素材の家

≪ペットにも人にも大事な家の“匂い”問題≫
いまや、犬や猫は単なるペットではなく、家族の一員やパートナーと考えるようになっています。
家の新築やリフォームを行う場合、ペットは家の“匂い”に関しては人間以上に敏感です。
犬は人間の100万倍以上の嗅覚をもっていると言われていますし、
猫でもその10分の1の嗅覚をもっていることが知られています。
そんなペットたちと一緒に暮らす家は、新築時に使う資材に気をつけなくてはなりません。
燃えるとダイオキシンが発生する壁紙や、人でもツンとした匂いを感じる塗料や、接着剤、
合板のフローリングなどは、多くの化学物質が含まれているため、
鋭い嗅覚を持つペットたちにとっては耐え難い環境になるはずです。
ペットは話すことができないので、「くさい!」と訴えることができません。
あらかじめ、ペットと一緒に住むことが決まっている場合には、飼い主が気を遣って、
ペットにも安心な自然素材の家を考えてあげましょう。
また、ペットを家の中で飼っていると、どうしても薫尿の臭いが気になります。
特に猫の尿の匂いは強烈で、匂い消しをしたりするとかえって家じゅうが酷い臭いになることもあります。
犬は雨にぬれたり湿気が多いと、普段は感じない独特な匂いを放つ場合もありますが、
一緒に暮らしている飼い主は気づかなくても、来客に不快な思いをさせることがあるかもしれません。

≪ペットが安心して暮らせる自然素材の床や壁材≫
新しく家を建てる時、ペットと安心して暮らすためにまず考えるのは床材や壁材ではないでしょうか?
犬や猫のペットは、床を舐めたりするので、化学物質を含む材質ではペットの健康面が心配になります。
猫を飼っている人は、爪とぎなどの習性を考え、壁材選びは慎重になるでしょう。
犬は走って滑り過ぎたり、猫はジャンプから着地時の床の衝撃や傷つきのことも想定しておかなくてはいけません。
ペットを飼っている方は、そういった様々なことを考え、床材を選ぶといいでしょう。
選ぶ時のポイントは、ペットの健康に無害で、汚れにくく、汚れても掃除が簡単、傷がつきにくい、
素材の匂いがきつくなく、ペットの臭いがつきにくいといった点です。
また、ペットは暑さ寒さに弱く、人間のように服装で体温調整できないので、
防寒、防暑に関しても飼い主が考えてあげましょう。
大切なペットと人間が快適に暮らせる家にするには、より自然に近い中で暮らすのが理想的です。
動物の習性やライフスタイルを考えても、安心できる自然素材の家はおススメです。


F☆☆☆☆の建材なら安心というのは嘘


≪F☆☆☆☆マークの付いている家の意味≫

F☆☆☆☆マークの付いている家は、その素材に使われているホルムアルデヒドの使用量を最小限にした家です。
ホルムアルデヒドは、環境ホルモンともいわれる塗装に使われている成分です。
F☆☆☆☆にもなりますと、確かにほとんど人体には影響のないレベルになっているといわれてはいます。
でも、どうせ住むのならやっぱり100%自然素材の家に住みたいでしょう。
まず、健康面での安心感が違います。
F☆☆☆☆は安心できるからといっても、どれだけ安心できるのかは分かってはいないのです。
どのような健康障害が発生するのか、それは何年先になるのか、
全く気にすることもないのかさえ、はっきりとはしていません。


≪自然の建材のメリット≫

自然の建材は、F☆☆☆☆では及ばないメリットがたくさんあります。
自然の建材が、かもし出す自然の香りは子供の成長にも良い効果を与えます。
その肌触りもまた、自然を感じさせます。
穏やかで気持ち良くなる触感に、思わず裸足になりたくなるほどです。
その昔から、人間は自然の建材の家で生きてきました。
そこからにじみ出る自然の温かみも肌で知っています。
古来よりDNAに染みついている香りと肌触りの中で寝起きを共にしていれば、これは情緒も安定します。
自然との触れ合いを家に居ながらできるのです。
作られた建材では、どんな優れた建材でもそうはいきません。
普通の子供は、家の中でも元気に転げ回っています。
また高齢となると転びやすくなりますが、そんな時でも自然の建材であれば、優しく保護してくれます。
生活の安全性を考えても、自然の建材は価値が高いのです。
我々は一生のうちの大半家にいますから、できれば体に優しい素材を使いたいところです。
F☆☆☆☆マークは安全といわれますが100%自然素材の方が安全性が高く、
心身の影響を考えると自然建材の住まいがおすすめです。

音を吸収し子どもをのびのび育てられる無垢素材の家


≪子育て家庭の悩みとは≫

少子高齢化の現代日本にあって、子どもを産み育てているというのは大変素晴らしいことです。
しかし、現代では周辺の環境に気を配らなければならない社会となりました。
今のご時世、例えば子どもが遊んでいる時の音などには、昔以上に気を使わなければならないといえるでしょう。
ですが、子どもは腕白だったとしても元気に育っていってほしいもの。
気兼ねなく遊ばせたり、大声で笑わせたりさせたいと思います。
しかし、周辺住民の迷惑を考えると、好きに遊ばせるということも難しく、頭を悩ませてしまいます。
そんな悩みを持っている場合、壁などの家の素材に気を付けてみればいいのではないでしょうか。


≪音を遮断ではなく吸収≫

そういうあなたにお勧めしたいのは無垢素材を使用した家です。
無垢素材を使用することによって、音をうまく吸収し、
外にあまり響かせないようなにすることも可能なのです。
従来の防音の考え方では、コンクリートのように音を通さない素材を使用することによって、
外部に音を出させないようにする、というようなことがなされてきました。
ですがこの方法では、家の中で音が反響を繰り返してうるさいケースもあります。
また、反響した音が外に出てしまう、というようなことも起こります。
しかし、無垢素材は音を反射するのではなく、音を吸収という働きがあります。
家のどこかで生じた音をバランスよく吸収して、うるさくさせないという効果があるのです。
この考えは、まさに無垢素材でなければ実現できなかったといっても良いでしょう。
天然素材ですからストレスの軽減効果なども期待できます。
「無垢素材を防音として使用する」というのは、あまり知られていませんが、
元気なお子さまのいらっしゃるご家庭はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
お隣さんやご近所付き合いも円滑になること間違いなしの手法です。
これから家を建てようとする際には選択肢に入れておきたい工夫です。

消臭効果のある天然和紙の壁紙


≪意外な住宅トラブル≫

家に住んでいるといろいろなトラブルに遭遇します。
その中でも意外に大きな部分を占めるものはなんだかご存知でしょうか。
実は、家のトラブルの中でも「ニオイ」に関するものは、非常に重要なのです。
一般的に、壁が薄くて音が漏れてしまう、であるとか、
床が少し傾いていて建てつけが悪い、というようなことはよく聞くかもしれません。
ですが人間はニオイの影響も強く受けています。
ニオイによる影響は時間をかけてジワジワと影響を与え、住み心地を悪くさせていきます。
例えば、コンクリート打ちっぱなしで湿気を通さないような家に住んだ時。
梅雨時などの湿度が上昇する時期になるとジメジメしますし、カビの発生などにもつながるでしょう。
その他様々な細菌が繁殖することにもなります。
常に不快なニオイが充満しているというのは、
人間にとって想像以上のストレスを与えることになってしまうのです。


≪日本の伝統技術を活用≫

では、どのようにしてこの問題を解決していったらいいのでしょうか。
答えはいろいろありますが、
内壁材の素材として和紙を活用するというのも効果的な手法の一つであるでしょう。
和紙は日本の伝統的な技術ですが、近年建築資材のひとつとして評価されてきているのです。
なぜならば、和紙は湿度の調整機能に優れており、湿度が上昇しがちな夏や、
逆に湿度が低下しがちな冬のアンバランスな湿度をうまくコントロールしてくれるからです。
またニオイの原因ともなるカビや細菌の繁殖も抑え、衛生的で住み心地のいい家を実現してくれるのです。
思えば、日本は伝統的に木と紙を使用した家に暮らしてきました。
これも、高温多湿になる日本ならではの知恵と言ってもよかったのかもしれません。
ニオイ対策としての和紙の活用は、古くて新しいアイデアです。
ぜひみなさんも家を建てるときは和紙の使用を検討してみてください。

木製フローリングの種類と特徴


≪フローリングにも種類がある≫

自然志向のライフスタイルを考えている人にとって、
自然の材料である木のフローリングはマストではないでしょうか。
しかし、ひとくちにフローリングと言っても、その種類は様々あります。
その特徴を把握しなければ、本当に満足することはできないでしょう。
一般的にフローリングというと、木目調の柄が美しい床を想像するはずです。
一枚の木から切り出している無垢材、様々な種類の木材を重ね合わせている複合材などがあります。
よく現場で用いられているのはこの複合材です。
ですが無垢材を使用することによって、実は健康効果を得ることもできます。


≪健康効果も期待できる無垢材≫

木は呼吸する「生き物」です。
木材になってもそれは同様で、もともとの木の呼吸のリズムで呼吸が行われます。
われわれ人類にとっても健康上有益な作用をもたらしてくれます。
それが、無垢材の有利性と言っても過言ではないでしょう。
複合材をフローリングで使用した場合、薄い板やはぎれなども使用することができます。
ですから無垢材に比べれば比較的安価である、ということもいえます。
あまり素材に詳しくない人から見れば、複合材も無垢材も一緒ですから。
ですが、フローリングに詳しい人から見れば、その種類の差は一目瞭然のようです。
これから自然志向の家を建てる人はただ「床板を木にしたい!」という考えだけではなく、
その商品ごとの種類にもこだわってみるのがいいでしょう。
もっとも素人ではなかなかそうした種類の知識もないですし、
家を建てる環境や工法によっても最適な床板も変わってくるものです。
一生の中で一番大きな買い物であるともいえるのが家です。
後悔することのないように、しっかりとプロに相談して検討しましょう。
無垢材のフローリングなら施工実績が多く、木と向き合ってきたに建築事務所がおすすめです。

<<前のページへ123456

メインページ | アーカイブ | WEBマガジン »

このページのトップへ