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(坪田眞幸建築研究所) 2016年4月26日 13:47
団塊世代の求める豊かな生活のできる家とは?
よく「豊かな生活」というワードを耳にします。
しかしその意味について考えたことがあるでしょうか?
正直、「豊かな生活」とは何のことなのか、答えはないのかもしれません。
生きているだけで豊かだと感じる人もいれば、お金も十分あって家族や友人もたくさんいるのに豊かでないと感じる人もいますから、価値観なんて人それぞれなのです。
しかし、現在の自分のライフスタイルによって快適に住める家という体なら、その答えは出せるでしょう。
特に団塊の世代は定年を迎え、家にいることが多くなります。
その家がライフスタイルに合っていなければ、快適な生活を送ることは不可能です。
快適な生活が送れなければ、心に余裕もできず「豊かな生活」と感じることはできません。
つまり、快適に暮らせる家が豊かな生活への第一条件、ということだけははっきと言えるわけです。
≪団塊の世代に最適な家の条件≫
団塊の世代の人々は、定年を迎えてセカンドライフを謳歌すべく、あれこれと計画を立てており、そのひとつに家の建て替えやリフォーム、余裕があれば新築一軒家を考えている方も多いでしょう。
団塊の世代になると、それまでの家族構成やライフスタイルも変わり、長年住んでいる家でも、広すぎたり段差が大きかったりと徐々に快適に過ごせなくなることがあるからです。
では、心豊かなセカンドライフを過ごすための家とはどんな家なのでしょうか?
豊かな生活を送る上でまず考えるのは、今現在住んでいる住宅への不満を解消しなければなりません。
今住んでいる家は、今の家族構成に合っているでしょうか?
団塊の世代の方々は、これから夫婦二人での生活になる家庭が多いでしょう。
夫婦二人の生活に子ども部屋は必要なくなり、物置部屋となりかねません。
家の大きさがライフスタイルに合わないと、掃除をするのも一苦労ですし、維持費もかかってしまいます。
また、セキュリティの面でも目の届かないところから空き巣などに狙われる心配もあるでしょう。
長年住んでいる家の場合、老朽化などで水回りのトラブルの恐れや自然災害による倒壊の危険性も高まります。
団塊の世代の方々はこれから更に年齢を重ね、思うように体が動かなくなってしまうことも想定した家にしておく必要もあるでしょう。
バリアフリーにリフォームしたり、二世帯住宅にしたりするのもおススメです。
快適な生活のできる家で、豊かなセカンドライフを満喫しましょう!
(坪田眞幸建築研究所) 2016年3月28日 15:35
団塊の世代向けの省エネ設計の家の特徴とは?
住宅において、「省エネ設計」とは、ずばり「外の熱を通さない設計」のことです。
「それでは電気をこまめに消したりするのは省エネとは呼ばないの?」と思った方もいるでしょう。
省エネルギー=エネルギーの消費をなるべく少なくする、ということですから、もちろんこまめに電気を消すことや、ガス回りの工夫や電気をLEDに変えるなども省エネの一環です。
しかし、住宅の「設計」とは家そのものを指すので、その一点に関していえば高断熱・高気密の家のことといって問題ありません。
日本という国は、夏は暑く冬は寒いので、気密性がない家は外気を通しやすく、断熱性のない家は外の暑さ寒さを部屋の中に伝えてしまいます。
そうした家は、冷暖房にかかる費用は計り知れません。
家を建てるときから省エネ設計の家にしておけば、無駄な電気代が節約できるだけでなく、地球にも優しい生活が実現できるのです。
これから家を建てようとしている方には、是非省エネ設計の家をおすすめします。
≪団塊の世代と省エネルギーの関係≫
団塊の世代の人々は、これから第二の人生を歩もうと考えられていることでしょう。
中には、都内のマンションを売って郊外に余生を過ごすための家を建てる、という人もいるかもしれません。
これから家を買う人は団塊の世代であってもなくても省エネ設計かどうかは考慮に入れる場合が多いかと思われます。
しかし、団塊の世代の場合、自分たちに適した設計が「省エネ設計の家=高断熱・高気密の家」で、自然と省エネにつながっていたというパターンも考えられます。
高齢になればなるほど部屋と部屋との温度差は体に負担をかけます。
特にお風呂場やトイレなどは気温差が高く、急激な温度変化によって病気になる可能性もあるのです。
これらを予防するためには、家の中の温度をどこでも一定にすることが求められます。
つまり、高断熱で高気密の家は、団塊の世代にはマストと言ってもいいほど大切な条件といえるでしょう。
そして、その条件の下で建てられた家は、知らない間に省エネな家になっていた...というわけです。
団塊の世代の人たちがこれから建てる家は、これから子どもが増えることもないためコンパクトなサイズ感の家が多いでしょう。
暮らしている家の中の気温差が原因で体調を崩しては、残りの人生を楽しめません。
窓枠一つかえるだけでも気密性は大きく変わります。
これからの人生を楽しむためにも、是非とも高断熱・高気密の家=省エネ設計の家をご検討下さい!
(坪田眞幸建築研究所) 2016年3月28日 15:33
団塊世代のための創エネを考えた家とは?
団塊世代というと昭和22年から24年にかけて生まれた人のことを指します。
この団塊世代の人の中には悠々自適な生活をしている人もいますよね。
移住して農業をはじめて自給自足を目指すこともあれば、海外に移り住む人もいますよ。
そんな中注目されているのが創エネですが、これはそのままの意味でエネルギーをつくるということです。
自分で電気を作るわけにはいきませんから太陽光発電を行うということで、今住んでいる家の屋根に太陽光パネルをつけるケースも増えています。
というよりも、パネルを取り付けだけではなくて、思い切って家を建ててみよう!そして太陽光パネルもつけて創エネをする!という例もありますよ。
地震などの災害が起こってライフラインが止まってしまったら困りますよね。
でも電気を自分の家で作れたら大助かりじゃないですか?
こういった思いから、多くの団塊世代の人が創エネ住宅を作ろうと計画しているのです。
実際に創エネ、省エネ、蓄エネなどの言葉が流行っていて、団塊世代の人達も注目しているのですね。
確かに今家を建てるなら昔ながらのノーマルなものではなくて、自家発電できて創エネできるタイプの方が良いですよね。
≪団塊世代が創エネ住宅に興味を持っている理由とは?≫
上に書いたように地震などの災害の際に有利という面以外にも、
売電できるというのも大きな理由でしょう。
自分の家で作った電気は当たり前ですが、
自分の家で使うことができます。
それに余った分は販売できますし、
何だかお得に感じますよね。
電力自由化などと話題になっていますが、
やっぱり多くの人が電気に対して興味を持っています。
そして電気代金は高くなるか安くなるか不透明ですから、
自宅で太陽光発電をするというのは、安全策という意味でも良さそうですね。
それに創エネ住宅というのはパネルの発電だけではありません。
エネファームを活用することで
太陽光パネルを使うことなく電気が作れます。
それにお風呂で使うお湯もエネファームがあれば
作れるのです。
また各種創エネ機能を用いるだけではなくて、
省エネ機能や断熱機能を用いることで、より地球にやさしくて
経済的にも優しい生活が送れそうですね。
団塊世代の人達がこういった家を作った場合、
子どもや孫が受け継ぐことができるので、長期にわたって創エネし続けることができます。
家を建てる際にはこれらエネルギーの問題と設計についてもしっかりと考えましょう。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年2月19日 14:37
団塊世代のためのペットと暮らせる家作り
多くの団塊世代の人達は仕事をリタイアして毎日楽しんでいるのではないでしょうか。
若い頃から定年まですっと頑張って働いてきたのです、残りの人生はゆっくりと生活したいと思いますよね。
夫婦2人でというのも良いですが、ペットもいるとより幸せが増えそうな気がしませんか?
働くために仕事に行っていた時にはペットを世話する時間もありませんが、定年後はしっかりと世話できますし、孫も連れて楽しくワイワイと散歩に行くのもおすすめです。
せっかくの機会だし思い切って家を建てよう!と思うかもしれませんが、ペットと一緒に幸せに暮らせる家がやっぱり理想ですよね。
今はペットに配慮した住宅もいっぱいあるので、それらの住宅を見ていると興味がわいてくるものでしょう。
やっぱり注意したいのは部屋が汚れたり傷ついてしまわないかということです。
ある程度は仕方ありませんが、床材や壁材をきちんと選んでおけば傷対策もできますし、ニオイ対策もできるんですよ。
それだと掃除の手間もかなり減りますし、人間もペットもみんないい気分で暮らせますよね。
団塊世代の人は老後のタイミングで家を建てる人も多いのですが、夫婦のためだけではなくて、ペットのために建てるというのも素敵ですね。
≪ペットが暮らしやすい家って一体どんな家なの?≫
人間にとってベストな家とペットにとって過ごしやすい家は別物です。
これは絶対に覚えておいてくださいね。
やっぱり欲しい設備としては、ペットが通れる専用の扉です。
これがあると人間がわざわざ扉を開けることなくペットが
好きなところに移動できるので、結構重宝しますよ。
これは飼うペットの種類によって扉の大きさも
変えなきゃいけないので、注意が必要です。
他には家の外にドッグランやキャットウォークを設けると、
思う存分遊べるでしょう。
そして犬を飼うなら散歩も必要で、
団塊世代だと自分の健康管理がてら
運動できるのでちょうど良さそうですね。
散歩で汚れた体を洗えるように
ペット専用の洗い場を作っておくと便利です。
そしてもし猫を飼うのなら、猫が遊べるような設備を壁に
くっつけてアスレチックを作っても面白そうですね。
そんな夢のような生活のためにも、
ペットも人間も喜べる家の設計を希望してください。
ペットが危険な目に遭いにくいような
設計を心がけるべきなのです。
団塊世代の皆さんは今後人生を楽しむためにも、
良い家を作りたいですよね。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年2月19日 13:54
ペットと安心して暮らせる住宅とは
一言でペットと言っても、犬、猫、うさぎなど、様々な種類の動物がいます。
ペットを家族同様に考え、大事にしている人も多いと思います。
そして、「大切なペットが安心して暮らせる家にしたい」と願っていることでしょう。
実際にペットと安心して暮らすためには、どんなことに気をつければよいのでしょうか?今回は、犬、猫のケースで考えてみましょう。
【猫の場合は?】
猫を飼うときにポイントとなるのは、猫のトイレの臭いです。
そして爪とぎやすばやく動きまわる猫の運動場所を確保すること。
猫独特の習性を理解すると、自ずとどんな家づくりをすればいいか分かるはずです。
猫を飼っている本人は気付いていない場合もあるかもしれませんが、猫がいるご家庭では、その独特の臭いに気付く人も多いのではないでしょうか。また、活発な性格の猫の場合、爪とぎを用意していてもいつの間にか壁を引っ掻かれた……なんていう経験をした方もいるかもしれません。
そのようなことを考慮した上でリフォームを検討する場合、特に注意したほうが良いポイントは、猫がひっかきやすい網戸、障子、壁紙、ドアです。
これらを猫に引っかかれにくくするためには、材質に注意すること。障子は、樹脂製の障子紙を使う、ドアは木製以外にするなどの工夫をする。これらは、木製や紙製の素材と比べて、猫が引っかきにくい素材だからです。
【犬の場合は?】
犬は猫と違って引っ掻くよりも掘るという行動が多い生き物です。
犬が掘る場合、床がフローリングだとそのまま剥がされてしまいます。
犬との暮らしを安心して快適に過ごすためには、いぬが床を掘っても大丈夫な素材にすることです。
また、犬には換毛期といって、1年のうちで大量に毛が抜ける時期があります。丈夫なだけではなく、掃除がしやすい床材を選んでリフォームすることが大切です。しかし、フローリングはもともと滑りやすい素材なので、室内犬に多い脱臼などの恐れもあります。
フローリングを滑りにくくすることで、人の安全も確保できます。そして、犬だけではなく、足の悪い高齢者や子どもにとっても滑りにくい床だと安心して過ごせるはずです。
また、階段などのフローリングを「張り替えるにはちょっと…」という場所には、滑り止めのマットを敷いて、それを防止しましょう。
猫と同様に犬も生き物なので、臭いはつきものです。自宅での臭い対策はしっかり行いましょう。特に、犬にとってお気に入りの場所がある場合は、その特定の部屋や玄関ホールの壁に、「機能性壁材」を使ってリフォームすることも可能です。もしも「自宅全体の臭い対策を行うのは難しい…」という方でも、簡単に取り組めるのではないでしょうか。
【ペットの性質をしっかり踏まえた上でリフォーム】
どんなペットであれ、安心して暮らせる部屋は、快適さを備えた部屋といっても過言ではありません。
どんなペットでも臭いは避けられませんので、掃除がしやすい、汚れにくいというのも大きなポイントとなるはずです。掃除が簡単にできる家であれば、飼い主の手間がはぶけるだけではなく、ペットにとっても気持ちよく過ごせる場所と言えます。
ペットとともに暮らすご家庭では、そのペットの性質をしっかり踏まえた上でリフォームを検討していくことをオススメします。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年1月28日 00:00
【高断熱住宅】にリフォームするための心得
真冬でも暖かくいられる部屋は、理想的ですよね。
自宅を購入する場合は、最初から高断熱住宅を選ぶというのも一つの方法です。
しかし、すでに自宅を購入された方も諦める必要はありません!
リフォームでそれを叶えるという方法があります。
【高断熱住宅ってどんな家?】
熱は、温度が高いほうから低いほうへと移動する性質があり、高い温度と低い温度が一緒になろうとする性質があります。夏は暑い温度が家の中にはいりこんでくるため室内の気温が上がり、逆に冬は家の中の空気が外に流失してしまうのです。
高断熱住宅とは、断熱材を壁などに充填し、外側から覆いかぶせることを言います。つまり壁・床・天井などに断熱材を使って、家の中と外をはっきりと分けることで、お互いの熱が伝わる率を低くすることで、高い断熱性を重視した住まいのことです。
一般的に「断熱」とは、「次世代省エネルギー基準」と呼ばれている断熱機密レベルを満たしていることが、一つの基準になります。日本では、国が定める温熱環境性能という住宅性能を示す項目があるのですが、そのうち、「次世代省エネルギー基準」をクリアすることが最高ランクの「等級4」に相当します。
単純に断熱材を多く使うだけでは、室内で快適に過ごすことはできません。どこに断熱材を使用するか、気密性をいかに確保するかという問題は、住宅の中と外をトータルで考えていく必要があるのです。
しかし、すでに自宅を建てたからといって、諦める必要はありません。リフォームで断熱を実現できればいいわけです。
【リフォームで断熱するポイントとは】
断熱リフォームを行うためには、豊富な施工実績があるなど、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
・断熱改修する場所は一箇所か、それとも複数箇所の断熱が必要なのかを確認する
・断熱材は、隙間がないように施工する
・断熱だけではなく、防湿処理にも気を配る
・施工要領書などを参考に、適切な施工を行う施工業者を選ぶ
【せっかく断熱をしても、効果がないと意味がありません】
「気密」とは、家の隙間をできるだけ無くすことで、家の中と外の空気の交わりを断ち切ることを意味します。断熱材を壁などに充填し外側から覆うことによって、家の中と外の環境を分けていきます。それは、熱が伝わるのを少なくすることでもあるのです。
また、断熱リフォームをして気密性を確保したらそれで終わりではありません。たとえば、雨の日に室内で洗濯物を干した場合に、濡れた洗濯物から蒸発する水蒸気が室内にたまり、結露の原因にもなりかねません。そのため、自宅のリフォームを行う場合は、換気設備を備えることも検討しましょう。
【自分でできる簡単な断熱もある】
本格的なリフォームほど効果は上がりませんが、応急処置として窓断熱を検討することも可能です。その方法は、カーテンボックスを付けるというもの。皆さんも、自宅の窓際を見てもらえばわかるのですが、カーテンの上には意外と隙間が空いています。カーテンボックスは、穴を開けずに取り付けられる物もあります。それを使えば、リフォームするよりも安価に済みますので、家族が楽しく安心して暮らせる住まいづくりを目指しましょう。
(坪田眞幸建築研究所) 2016年1月28日 00:00
赤ちゃんにも安心のフローリング用蜜蝋ワックス
自然素材で作った家を建てたい、そう考える人が多くなっています。
特に床などに無垢材を使用したものは、その触り心地の良さや風合いの美しさから人気が高くなっており、
近年では、特に選ばれることが多い建材の一つとなりました。
自然素材のものは人体に対する刺激もほぼフリーに近いため、
化学物質によるアレルギーを心配する人や、小さな子供がいるファミリーにとっても安心です。
《赤ちゃんにも安心の蜜蝋ワックスで掃除しましょう》
自然素材を多く取り入れた家を作るのならば、掃除に使う素材にもこだわりたいものです。
特に、素足で無垢のフローリングを歩きたいという場合などには、
ナチュラルなワックスを使うことで安全性を高めることができるでしょう。
とりわけ、「蜜蝋」を使用したものなどはオススメです。
蜜蝋ワックスは、ミツバチの巣の中で採れる材料に熱などを加えて加工するものですから、
誤って多少口に入れてしまったとしても問題ありません。
ハイハイをするような赤ちゃんのいる家庭にもおススメできる掃除道具と言えるでしょう。
《蜜蝋ワックスの塗りどき》
蜜蝋ワックスは、床の木がどことなく白っぽく見えたら「塗りごろ」です。
あまり頻繁に塗りこむとかえって汚れの原因になることもありますので、
多少乾燥してくるタイミングを見計らって行うようにしましょう。
ただし、新築の場合であれば1年程度は3ヶ月に一度の割合でワックスがけをすることが推奨されています。
(脂分の多い木であれば、実際にはもっと長いスパンでも良いでしょう)
ワックスがけは、必ずしも家の床全体にかけなくてはならないということはありませんので、
乾燥が気になる場所を中心に行うことをおススメします。
自然素材の床材に対して、蜜蝋ワックスは馴染みの良い存在です。
無垢ならではとも言える、天然の木目の美しさを引き出すには打ってつけでしょう。
毎日を過ごす住宅をより気持ち良く整えて、健やかに過ごしましょう。
(坪田眞幸建築研究所) 2015年12月 2日 09:45
漆の住宅用塗料のメリット
自然な素材を多く取り入れた住宅が近年人気となっています。
風合いの美しさはもちろんのこと、シックハウス症候群に代表されるような科学塗料を原因とした
疾病を呼び込みにくいことからも、大きな支持を受けているのです。
自然素材を使って作る床などは大肌触りが良く、これを目当てに無垢材を使う人もいるほどです。
しかし、将来のメンテナンスが大変ではないか?というところから自然素材を倦厭してしまうケースもあるよう。
そのような人には、お手入れが比較的簡単になる自然塗料を使うことをオススメします。
《無垢材でも塗料を使うの?自然素材のものを使えば安心です》
床材などに対する塗料は、自然素材の住宅にももちろん使用されます。
好み等の観点から無塗装仕上げを選ぶことも可能ですが、
床材の保護やメンテナンスのしやすさから考えると行っておく方が無難でしょう。
塗装することで、床の小傷もある程度防ぐことが可能になるという点もまた、
大きなメリットの一つであると言えるのではないでしょうか。
自然素材の塗料を使えば、無垢の味わいを邪魔してしまうこともありません。
特に、メンテナンスを楽に行うことができる住宅用塗料の中には、「漆」があります。
《将来塗りなおすときも安心。漆を使うメリットとは》
漆というと、そのつややかな色合いがまず思い浮かぶ人も多いでしょう。
重厚感のある雰囲気が特徴となっていますので、落ち着いた色の床にしたいという場合にも有効です。
住宅に漆を使用する場合には、一般的に「拭き漆」という床材に軽く塗りこむスタイルが採用されますので、
自然素材で作った家の木目を活かすことにもつながります。
漆で塗った木材は塗りなおしが容易であるということや、
下地に使われた木材も傷みにくいという利点がありますので、
丈夫で長持ちする住宅にしようと考える場合には打ってつけだと言えるでしょう。
ただし、体質によって稀にかぶれなどを起こす人もいますので、
住む人にアレルギーの心配があるケースには注意が必要です。
漆を塗料とすることで、素材を長く活用することができます。
美しく強い日本古来の素材で、気持ち良く過ごせる住宅を作りましょう。
(坪田眞幸建築研究所) 2015年12月 2日 09:42
自然素材の塗り壁材で得られる遠赤外線の美容・健康効果
「遠赤外線」は、身体内の細胞を活性化することにつながると考えられています。
一日のうち多くの時間を過ごす住宅内に遠赤外線効果を持つものを配置すれば、
そのメリットはとても大きなものになるでしょう。
例えば、自然素材の塗り壁材からも遠赤外線作用を期待できることをご存知でしょうか。
壁は、家の中でも特に面積の大きな場所となりますので、遠赤外線効果も得やすくなります。
では、遠赤外線とは具体的にどのような働きをするのでしょうか。
《遠赤外線が持つ効果その1 健康》
遠赤外線の持つ作用の中でも、最も多く知られているのが健康に対するものでしょう。
特に、冷え性の人には嬉しい効果があるとされています。
遠赤外線は、身体を素早くあたためてくれるのです。
身体の細胞に悪影響をおよぼすことなく、じんわりとした温もりが生まれますので、
いつも手足の先が冷えているというような人には特に有効です。
身体がしっかりと温度を保った状態が続けば、
慢性的な肩こりや疲労感、ストレスなどの軽減にも役立つでしょう。
《遠赤外線が持つ効果その2 美容》
前述で、遠赤外線は身体をあたためるとご紹介しました。
この状態が長く続くと、水分等の代謝が正常に近づきます。
これによって、むくみなどを緩和することにつながると考えられるでしょう。
むくみは美容の大敵とも言える存在ですから、
身体を冷やさないことで代謝を整えることが大切です。
また、血液の循環が活発になることで汗をかきやすくなりますので、
肌を活性化させ、キメの細かい肌に整える作用も期待できるでしょう。
遠赤外線効果を持つ自然素材のうち、特にオススメであるのが「珪藻土」です。
珪藻土で作る塗り壁は断熱性に優れていますので、遠赤外線の効果も実感しやすいでしょう。
当建築事務所では、自然素材にこだわった素材の家も多く手がけていますので、
自然素材に興味のある方はどうぞご相談ください。
(坪田眞幸建築研究所) 2015年12月 1日 09:38